image_print

別紙2 施設、設備の安全点検チェックリスト

 

別紙2 【 11-9 (2)④ 施設、設備の安全点検チェックリスト】

 

1 必要な用品点検リスト

用途 用品名
救急救助用 救急医薬品、車椅子、担架、バール、ロープ、軍手、スコップ
人員点呼用 学級・地区別児童・生徒名簿及び住所録、メガホンなど
安否確認・誘導用 ハンドマイク、懐中電灯、提灯、ヘルメット、笛など
情報収集・通信用 携帯ラジオ、通信機、携帯電話、緊急連絡表
消火用 バケツ、消火器、プールの水など
飲料用 ポリタンク、ペットボトルなど
その他 電池、発電機、携帯ガスコンロ、校区地図など

*現在利用可能なものをリスト化すること。

 

2 施設点検項目(安全確保のための項目を含む。◎は、特に防災のための項目 )

施設名 チェック項目 チェック欄✓
普通教室 ◎次の器具に、落下・転倒防止がされているか。

テレビ、清掃用ロッカー、時計、蛍光灯、額縁、水槽、スピーカー、ストーブ、棚など

◎窓ガラスの飛散防止がされているか。
帽子掛け、鞄掛けなどのフックで怪我をしない工夫がされているか。
床板の割れがなく、打釘が出ていないか。
掲示物に使用した鋲が落ちるようになっていないか。
敷居、鴨居の腐朽・レール等のゆがみがなく、扉の開閉がスムーズにできるか。
消火器、防火用水、避難用具は、整っているか。
机、いす、器具等の破損はないか。
採光、通風、蛍光灯の照明の状態はよいか。
カーテンの破損、レールの曲りはないか。
雨漏り箇所はないか。
外窓の手すりに異常はないか。
危険物は、置かれていないか。
電気配線、コンセントに異常はないか。
理科教室 普通教室の場合の各項目が安全に管理されているか。
◎薬品庫、ガラス器具、ホルマリン標本等は適切に管理されており、落下・転倒防止がされているか。
電源に覆い又はふたがしてあり、危険標識があるか。
ガス管、器具に異常はないか。
水道の漏れはないか。
 美術室 普通教室の場合の各項目が安全に管理されているか。
教具、教材は、種類別に定位置に保管されているか。
刃物、工具、薬品は、安全なところへ保管されているか。
糸鋸など、軽機械に対する危険標識があり、機械事故防止の方策が講じてあるか。
水道の漏れはないか。
技術科室 普通教室の場合の各項目が、安全に管理されているか。
◎重量機械、工具用ロッカー、作品棚、実習材料などの落下・転倒防止がされているか。
電源、モーター、ベルトの危険箇所に覆い又はふたがあり、危険の標識があるか。
刃物、工具、シンナー類は、安全なところへ保管されているか。
家庭科室 普通教室の場合の各項目が、安全に管理されているか。
◎冷蔵庫、備品ロッカー、ミシン、アイロンなどの転倒防止がされているか。
◎ガス機器及びガス管、火器類に異常はないか。
椅子や床板に針やピンは、落ちていないか。
折れた針や危険物を入れる箱は、用意されているか。
包丁や刃物類は、安全なところへ保管されているか。
電源に覆い又はふたがしてあるか。
水道の漏れはないか。
音楽室 普通教室の場合の各項目が、安全に管理されているか。
◎ピアノ、ステレオ、スピーカー、楽器棚などの落下・転倒防止がされているか。
機器への配線に異常はないか。
視聴覚教室室、コンピュータ教室 普通教室の場合の各項目が、安全に管理されているか。
◎コンピュータ、プリンタ、テレビなどの落下・転倒防止がされているか。
機器への配線に異常はないか。
図書館 普通教室の場合の各項目が、安全に管理されているか。
◎図書の書架、視聴覚機器等の転倒防止がされているか。
校長室、事務室、職員室、研修室、生徒相談室、放送室、保健室、購買部、教科準備室 普通教室の場合の各項目が、安全に管理されているか。
次のものの落下・転倒防止がされているか。

額縁、コンピュータ、ファックス、コピー機、書棚、冷蔵庫等

炊事・暖房用ガス、電気設備は、正常に作動しているか。
水道の漏れはないか。
放送機器が十分調整されているか。
非常持出品が明記されているか。
ベッド、寝具は、清潔に整頓されているか。
医療器具、薬品は、安全なところに保管されているか。
◎薬品棚、冷蔵庫、測定器具等の転倒防止がされているか。
用務員室 普通教室の場合の各項目が、安全に管理されているか。
非常警報装置は、正常に作動しているか。
内外電話の状態は良好であるか。
湯沸し、排水設備は、正常であるか。
炊事、暖房用ガス、電気設備は、正常であるか。
調理場 普通教室の場合の各項目が、安全に管理されているか。
上水の給水状態は良好であるか。
排水、流しの状態は良好であるか。
衛生状態、残飯処理状態は良好であるか。
炊事、暖房用ガス、電気設備は、正常であるか。
階段、廊下、倉庫、油庫 各階踊り場は、滑りやすくなっていないか。
手摺や、床面、窓枠などに破損箇所はないか。
帽子掛け、鞄掛けなどのフックで怪我をしない工夫がされているか。
鉄骨廊下の屋根、樋、柱等の腐食している箇所はないか。
ステップが外れていないか。
避難経路の障害となるような器物は、置かれていないか。
防火シャッター、防火戸の調子はよいか。
ガラス、ピン、画鋲など、危険物は、落ちていないか。
危険箇所が明示されているか。
非常口は、非常の場合にすぐ開放できるか。
収納器具、教具は、整理・整頓されているか。
出入口扉の施錠は、完全にできるか。
雨漏り箇所はないか。
灯油類の保管状態は、完全であるか。
便所(水洗、汲み取り) 床面が滑りやすくなっていないか。
水道蛇口、鏡、棚等の破損はないか。
ガラスの割れ、窓枠、扉等の破損はないか。
汲み取り口、排水口のふたに異常はないか。
水洗便所の浄化、排水状態は良好であるか。
詰まりやすい汚物が入れられていないか。
使用中の表示、かぎは、とれていないか。
掃除用具は、揃っているか。
汚水や落書きはないか。
雨漏り箇所はないか。
体育館 普通教室の場合の各項目が、安全に管理されているか。
◎グランドピアノ、バスケットゴールなどの落下・転倒防止がされているか。
水銀灯、放送機器は、正常に作動するか。
雨漏り箇所はないか。
暗幕設備に故障はないか。
プール、プールハウス プールは、常に満水状態になっているか。
水の漏れている箇所はないか。
給水、排水、循環浄化装置は、正常に作動しているか。
脱衣場は、整理・整頓されているか、破損した箇所はないか。
扉、金網などに外部から侵入されやすい箇所はないか。
施錠は、完全にできるか。
危険品が置かれていたり、落ちたりしていないか。
プールサイドのコンクリート、土間に亀裂はないか。
運動場、各種体育施設、 グランドが凸凹になっている箇所はないか。
石ころ、ガラスの破片、針等の危険物は、落ちていないか。
運動の邪魔になるような設置物はないか。
地面が滑りやすくなっていないか。
通路

 

埃を防ぐ散水設備は整備されているか。
降水時の排水状態はよく、排水路につまりはないか。
ゴールが倒れやすくなっていないか。(バスケット、サッカー、ハンドボール)
交通安全標識の倒れたもの、破損したものはないか。
通行に邪魔な樹木、枝張りはないか。
校門(正門、北門、南門、給食車出入門) 扉は、施錠ができ、正常に開閉できるか。
塗装の剥げや腐食はないか。
外周塀に、沈下、亀裂を生じている箇所はないか。
カラーフェンスに破れはないか。
側溝板は、正常な位置に置かれているか。
その他の場所及び全体を通して 電気配線、水道管、ガス管、排水路等に漏れや危険な箇所はないか。
建物壁に亀裂や危険な箇所はないか。
給水ポンプ室のポンプは、正常に作動しているか。
貯水槽の水質に異常はないか。
各種構築物の屋根、支柱に異常はないか。
建物樋に破損や腐食はないか。
温室、気象観測棟、百葉箱に破損箇所はないか。
校内電線は、樹木と接触していないか。
校内庭園、池の周囲に危険はないか。
◎積雪時 校舎等からの融雪の落下に対する注意喚起や、トラロープによる危険防止装置がされているか。
さしかけ等の倒壊・落下を防止するため、雪下ろしが終了したか。
融雪による被害(雨漏りを含む。)がないか。
給食運搬車の校地内外へのアクセス対策がされたか。

雪かきや、融雪剤の散布

3 通学路の安全点検

保護者や児童・生徒の協力を得て、災害時の危険箇所を把握する。(可能な限り「地域防災マップ」により図面化する。)

例: 土砂災害危険箇所、雪害危険箇所(木、竹、建築物)、川・水路・池、橋・歩道橋、崖下、古い建物・ガラス貼りビル、ブロック塀・アーケード・石垣・自動販売機等、看板・広告塔・イルミネーション、LPGタンク・鉄塔・変電所等