公費・私費負担区分基準表
公費・私費負担区分基準表
基準表の運用留意事項
公費・私費負担区分基準表を運用するにあたり、印刷物・諸検査等は次のように取り扱う。
校内の予算執行について充分配慮すること。
①各種検査・考査関係費用負担について
| 項目 | 区分 | 該当科目 | 留意点 |
| 卒業証書用紙 | 公費 | 消耗品費 | |
| 中学入学時テスト用紙 | 公費 | 消耗品費 | 実施は必要最低限とする。 |
| 学力テスト用紙 | 公費 | 印刷製本費 | 中学校の各学年1回分の補助とする。 |
| 知能検査用紙 | 公費 | 消耗品費 | 当面小・中学校の一つの学年とする。 |
| 知能検査判定料 | 公費 | 手数料 | 当面小・中学校の一つの学年について補助する。なお、できるだけ校内採点に努める。 |
| 職業適性検査用紙 | 公費 | 消耗品費 | 当面中学校の一つの学年とする。 |
| 職業適性検査判定料 | 公費 | 手数料 | 当面中学校の一つの学年について補助する。なお、できるだけ校内採点に努める。 |
| 性格検査用紙 | 現状では私費 | 消耗品費 | ※ |
| 性格検査診断料 | 現状では私費 | 手数料 | ※ |
| 学力検査用紙 | 現状では私費 | 消耗品費 | ※ |
| 学力検査診断料 | 現状では私費 | 手数料 | ※ |
注:公費と区分される項目のうち、予算都合上一部補助となっている学校は順次予算措置していくことが望ましい。
※印は学力定着状況把握や学級編成上もしくは進路決定上必要な場合、中学校は各学年1回小学校では隔年 1回公費負担とする。
②印刷物の外注判断について
下記以外の印刷物にあっても、校内印刷に努めること。
| 項目 | 取扱基準 |
| 校外生活のきまり | 校内印刷 |
| 長期休業のきまり | 校内印刷 |
| 水泳のきまり | 校内印刷 |
| スケートのきまり | 校内印刷 |
| 運動等記録カード | 校内印刷 |
| 賞状・記録証 | 校内印刷 |
| クラブ活動記録用紙 | 校内印刷 |
| 読書カード・ノート | 校内印刷とするが、内容によっては最低限の外注が可能 |
| 図書貸出カード | 校内印刷とするが、内容によっては最低限の外注が可能 |
| 音楽会プログラム | 校内印刷 業者寄付によらないこと |
| 運動会プログラム | 校内印刷 業者寄付によらないこと |
| 文化祭パンフレット | 校内印刷とするが、内容によっては最低限の外注が可能 |
| 行事案内 | 校内印刷 |
| 保健調査票 | 教育委員会配布 |
| 健康観察カード | 校内印刷 |
| 健康手帳 | 教育委員会配布 |
| 児童生徒名簿 | 校内印刷 |
| 通知票 | 外注可能 |
| 通学路図 | 校内印刷とするが、内容によっては最低限の外注が可能 |
| 教科進度表 | 校内印刷とするが、内容によっては最低限の外注が可能 |
| 学年通信 | 校内印刷 |
| 学級通信 | 校内印刷 |
| 学級編制カード | 校内印刷 |
| 学校要覧 | 外注可能 なお、「学校案内」という本来の意義に立ち帰り、内容の削減を図りつつ公費による支出としていくこと |
| 学事報告 | 校内印刷 |
| 年間計画表 | 校内印刷とするが、内容によっては最低限の外注が可能 |
| 日課表 | 校内印刷 |
| 学校集金表簿 | 複写形式の印刷以外は原則として校内印刷 |
③集録・写真類の職員分負担について
ア 集録・写真類とは次のものをいう。
修学旅行記、文集・詩集類、生徒手帳、生徒会誌、学校要覧、研究紀要製本、入学・卒業写真 等
イ 職員が所持または配布を受ける上記のものは、おおむね次の判断により公費・私費の判断をする。
(ア) 児童生徒に直接指導するために所持するものについては公費負担とする。
(イ) 単なる記念またはまとめ等であり、以後、指導の度合いが少ないものは職員個人負担とする。
この場合、注文をとるなど、職員個人の希望を尊重すること。
(ウ) 児童生徒への負担の転嫁及び結果的に転嫁の恐れのある業者サービスは厳に慎む。