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(5)新入学・就学時健康診断

① 入学前に行うこと

ア 就学前教育

幼稚園・保育園、小学校の連絡を密にし、入学後の小学校教育が円滑に進められるようにするため、各小学校の計画に基づき、「一日入学」が実施される。

イ 就学時の健康診断等

この健康診断は、就学予定者に対しあらかじめ健康診断を行い、就学予定者の心身の発達を把握し、健康上適正な就学についての指導を行い、義務教育が円滑に実施されるように行われるものである。

就学時の健康診断は、学校保健安全法第11条、学校保健安全法施行令第1条~第4条、学校保健安全法施行規則第3条に基づき、毎年11月末日までに行うこととされている。

飯田市においては、就学時の健康診断、知能検査の結果から、必要に応じて飯田市就学相談委員会へはかられる。

② 入学児童・生徒名簿

教育委員会では翌年度入学予定者について、毎年10月1日現在の住民基本台帳を基に事前に学齢簿の編成を行い、その学齢簿の写しを入学予定者名簿として、毎年1月中旬に各小学校へ送付する。(前年6月中旬にも準備資料として来入児名簿が送付される。)

各小学校においては、この名簿と共に、PTA等の組織を通して調査したものがあればこれと引き合わせ、必要に応じて加除訂正し、脱漏のないよう注意して正確な名簿を作成する。正確な名簿を作成したら教育委員会事務局へ戻す。

以後の入学予定者の転出・転入については、教育委員会事務局と連絡をとりあい加除訂正を行う。

なお、自由通学区の児童については、通学区域を共有する各校の校長は、保護者の意向を聴き確認する必要がある。

中学校入学生徒名簿についても、同じように教育委員会から送付されるので、確認の上 教育委員会に戻す。自由通学区についても小学校の場合と同じである。

③ 入学通知書

教育委員会では、作成された児童・生徒名簿により、1月末日までに入学校を指定し、入学期日を明示した入学通知書を、保護者に配布する。(学校教育法施行令第5条第1項)

現在飯田市では、小学校を通じて配布しているので、各小学校では、それをよく確認する。

なお、特別支援学校入学者については、長野県教育委員会から保護者へ入学通知がされる。