(3)学籍関係用語解説
① 就学指定学校変更
・指定を受ける学校を、同一市町村内の別の学校へ変えること
② 区域外就学
・住民票を置く地以外の市町村が設置した小学校・中学校への就学
・私立(学校法人) 〃
・国、県 〃
③ 転 学
・入学後の児童生徒が同種の他の学校の相当学年に移ること。
・転学し新たな学校に転入することを、特に転入学ともいう。
④ 院内学級
・疾病等で入院療養中の児童生徒に対して、病院へ教師を派遣して教育を行う特殊学級。
・院内学級の設けられている学校の学籍が必要であるので、その学校以外の児童生徒は、転学手続が必要である。
⑤ 編入学
・外国の学校から初めて日本の学校に就学する場合や、教護院等から移ったものが中途入学する場合は、転入とはいわず、「編入」という。
⑥ 教護院
・児童福祉施設であり、入院期間については、在学とみなされない。
正式には、就学の猶予又は免除をうけることになるが、実際は、学籍はそのまま残し、指導要録は転学に準じて送付し、卒業証書は在籍校で作成していることが多い。
⑦ 帰国子女
・海外勤務等で一時的に外国に居住していた「日本人」の子どもで、帰国して現在は日本にいる者。
学校基本調査においては、引き続き1年を超える期間海外にいた場合を該当としている。
⑧ 外国人児童生徒 ・日本国籍を有しない児童生徒
⑨ 日本語教室
・日本語を未習得で就学した児童生徒が多くいる学校に、設置される教室。
日本語や、日本の生活習慣等を指導する。
⑩ 中間教室
・登校することに抵抗感をもっている児童生徒が、自由な雰囲気の中で過ごしながら自立心や社会性、学習意欲、登校意欲を育てようとする教室。
学校の籍はそのままである。
中間教室へ出席すると、自分の学校へ出席したのと同じ扱いになる。
中間教室と在籍学校の双方へ通うこともできる。
飯田市とその周辺の、小学生対象に追手町小学校、中学生対象に飯田東中 学校の教室を利用して開設されている。
⑪ ことばの教室
・言語に障害のある児童生徒が通級して指導を受ける教室
平成8年度から飯田下伊那地区の児童を対象に追手町小学校に開設された。